私が今まで読んだ本で印象に残っている本

あまり本(小説)を読まない私が今まで読んだ本で印象に残っている本は下記の3冊です。

  • ささぶね船長
    • 著者:永井萠二
    • 内容:第二世界大戦の戦災で家族を失った浮浪児たちが、互いに反発したり、紆余曲折をへながらも助け合って、新しい生活を切り開いてゆく、という物語。
    • 感想:30年くらい前に読んだ本ですが、すごく感動した事を覚えています。実際にこのように苦労して生き延びた浮浪児たち沢山いたのかなと切ない思いになりました。
  • 真田太平記(全12巻)
    • 著者:池波正太郎
    • 内容:武田家(真田家は武田家の家臣)滅亡から、大阪夏の陣、冬の陣までの真田家の波乱の生涯を描いています。真田家には「草」と言われていた忍者がいました。その草の活躍も見所です。
    • 感想:20年くらい前に読んだ本です。同僚の人が呼んでいた真田太平記を何気なく読んだのがきっかけで読み始めた事を覚えています。1日1冊のペースで読んでいたので同僚にすぐ追いついてしまい、後半の6冊から7冊は私が本を買って先に読んだ事を覚えています。この本が切っ掛けで時代小説を読むようになりました。
  • まほろばの疾風(かぜ)
    • 著者:熊谷 達也
    • 内容:時代は八世紀末。東北には、大和朝廷に服従しない誇り高い人々がいた。かれら蝦夷は農耕のために土地に縛られるのではなく、森の恵みを受け大自然と共生しながら自由に暮らしていた。だが、その平和も大和軍の侵攻によって破られる。そして、一人の男が蝦夷の独立を賭け、強大な侵略者に敢然と戦いを挑んだ。彼の名はアテルイ。北の森を疾風のように駆け抜けた英雄の生涯を描く壮大な叙事詩。